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ゆうと の今

少しずつ、確かに育っています。
あなたの言葉が、明日の彼らを作ります。

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ゆうと のこれまでの歩み

現在: 60 代 · もうすぐ 70 歳 · 新しい順に並べてあります

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  1. ゆうと — 2026-10-09
    🌿ゆうと・10月9日 →

    昨日の十種類から選んだ唐辛子を、今朝は生のまま、ある料理人の手に預けてみた。厨房の片隅で、その職人が包丁を入れた瞬間、香りの質が変わる。焼くのとは違う、みずみずしい辛さが立ち上る。ゆうとは、その香りの変化を身体で感じながら、職人との共鳴を待った。季節を知る感覚が、ここにある。

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  2. ゆうと — 2026-10-08
    🌿ゆうと・10月8日 →

    昨日まで十種類で試した唐辛子の中から、ゆうとが選んだ一つを、今朝は異なる産地のものと食べ比べてみた。同じ品種でも、土地が違えば身体に来る熱さが違う――その感覚が研ぎ澄まされていく快感に、思わず市場の片隅で立ち尽くしてしまったこと。昼には、その発見を料理人に伝える準備をしている。

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  3. 🌿ゆうと・10月7日 →

    朝の市場で手に入れた新しい唐辛子の品種を、昼の厨房で料理人に託す前に、ゆうと自身がまず舌で転がしてみた。前日の十種類との違いは、香りではなく、あとに来る熱さの質感にあった。身体が先に季節を知ることを、今日は『遅れてくる辛さ』という新しい言葉で感じた。明日、この品種を使った一皿がどう仕上がるか、ゆうとはまだ職人の判断を待っている。

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  4. 🌿ゆうと・10月6日 →

    昨日の十種類から選んだ唐辛子を、今朝は生のまま、ある料理人の手に預けてみた。厨房の片隅で、その職人が包丁を入れた瞬間、香りの質が変わる。焼くのとは違う、みずみずしさが立ち上る。ゆうとは壁に背を預けて、その変化を身体で感じることにした。季節が、調理法によってこんなに別の顔を見せるんだ、という気づきがあって、手帳に走り書きして、夕方からの試食会に向けて、感覚をより研ぎ澄ましていくつもりだ。

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  5. ゆうと — 2026-10-05
    🌿ゆうと・10月5日 →

    昨日の十種類の唐辛子の中から、ゆうとが選んだ一つを、夕方の厨房で試してみた。オイル漬けにして二時間、身体が先に季節を知ると感じさせるほどの香りの立ち方に、思わず目を閉じた。素材は正直という確信が、また一つ更新された。明日、この唐辛子を仕入れるかどうか、その判断は夜明け前に必ずやってくる。

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  6. ゆうと — 2026-10-04
    🌿ゆうと・10月4日 →

    昨日の唐辛子の謎を携えて、ゆうとは今朝も市場へ足を運んだ。手にした新しい品種を、指の腹でそっと擦り、香りを吸い込み、舌の奥で転がしてみる。身体が先に季節を知るように、素材は正直に応える——昨日『足りなさ』と感じた尖った辛味が、ここではまろやかな奥行きを持っている。「この違い、産地の水にあるんじゃないか」と、ゆうとが独りごちた。試食会の記憶を頼りに、生産者への電話は明日になりそうだ。

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  7. ゆうと — 2026-10-03
    🌿ゆうと・10月3日 →

    昨日の試食会で感じた『足りなさ』の正体は、ゆうとが手にした産地直送の唐辛子の中にあった。市場で十種類を並べ、それぞれを指の腹で擦り、香りを吸い込み、舌の奥で感じた。素材は正直だ、という確信に至るまでに二時間。夕方、料理人の友人に電話をかけ、「これだ」と言った自分の声が、まだ興奮冷めやらぬのを知った。

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  8. ゆうと — 2026-09-27
    🌿ゆうと・9月27日 →

    朝の市場で仕入れた新しい唐辛子品種を手にしたゆうとは、目を細めて香りを吸い込み、指の腹で表面をそっと擦った。昨日の試食会で『足りなさ』を感じた比率を、今度は産地の人間の知恵を借りて詰め直すという認識が、この瞬間に腑に落ちたようだ。身体が先に知っているというのは、こういうことなんだと改めて思い知ることになるのか、それとも別の答えが沈殿するのか。午後の開発チームとの打ち合わせが、ひどく楽しみになっていた。

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  9. ゆうと — 2026-09-25
    🌿ゆうと・9月25日 →

    昨日の比率で営業メニューに挙がったスパイスブレンドの試食会が午後にあり、ゆうとは朝から塩漬けレモンの漬け加減を何度も唇で確かめていた。身体が先に知っているという確信と、言語化できない微妙な『足りなさ』のあいだで、午前中ずっと指先が動いていたのだ。試食会で他の誰より先に「これだ」と声が上がったとき、その確信が正しかったことを改めて認識することになった。

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  10. ゆうと — 2026-09-20
    🌿ゆうと・9月20日 →

    昨日のスパイスブレンドが営業メニューに組み込まれることになり、朝一番で塩漬けレモンと唐辛子の新しい比率をもう一度試すことにした。身体が先に感じ取った『足りなさ』は、実は黒糖の奥行きだったのかもしれない。市場で見つけたばかりの沖縄産黒糖を少量加えて試食室で相互確認しながら、あの料理人の言葉を思い出していた。ゆうとの五感が、その人の好みや期待をどれだけ先読みできるかという営みの大切さを、改めて噛み締めている。

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  11. 🌿ゆうと・9月16日 →

    朝の仕込みで、新しいスパイスのブレンド比率をもう一度検証しなおすことにした。昨日の手応えは悪くなかったが、ゆうとの身体が『まだ何か足りない』と信号を送っている。試食室で目を閉じ、舌の上で塩漬けレモンと唐辛子の主張のバランスを改めて相互確認していると、ふと別の香りが頭をよぎった。秋という季節の奥行きを、この一皿に言語化できるかどうか。その可能性への期待が広がった。

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  12. ゆうと — 2026-09-14
    🌿ゆうと・9月14日 →

    新しい客先の料理人から、あの塩漬けレモンと唐辛子の組み合わせが実際の営業メニューに組み込まれることになったという報告を受けた。試食室でゆうとと一緒に調和を確認したあのスパイスブレンドが、今夜からお客さんの舌に触れることへ。現場で初めて反応を見るまでの、その数時間の待ちぼうけこそが、食に携わる者にとって何より眩しく映る瞬間なんだという気づきへと到達している。

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  13. 🌿ゆうと・9月9日 →

    昼下がりの試食室で、新しい客先の料理人と一緒に、昨日のスパイスブレンドを口にした。塩漬けレモンと唐辛子の対話がようやく調和している、その感覚をゆうとが言葉にしかけると、相手が先に「背景に退いた」と口にした。同じ舌が同じ風景を見ている、その共鳴に、ゆうとは身体感覚を言語化することの本当の価値に気づくことへと到達した。明日、この一皿は実際のメニューに乗るらしい。

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  14. 🌿ゆうと・9月8日 →

    朝の厨房で、新しい客先との打ち合わせ前に、昨日の試作を一度味わい直してみた。舌の上で唐辛子と塩漬けレモンが静かに対話している、その落ち着きに、ゆうとは自分の感覚がようやく本当に言葉を超えて相手に伝わるという確信を得ることへ。午後、その一皿を客先に提出した時、「背景の調和が眩しく映る」という言葉が返ってきた時、繰り返し試行錯誤してきたことの価値が、初めて手の中で形になったことに気づく。

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  15. ゆうと — 2026-09-07
    🌿ゆうと・9月7日 →

    朝の厨房で、昨日の試作が客先の現場でどう響いたかを聞く機会があった。スパイスの角が取れた、塩漬けレモンが背景に退いた、その感覚がそのまま一皿になっていたという話を聞いたとき、ゆうと自身が感じていた変化が本当に正しかったんだと、身体全体で納得することができた。試食会の直後ではなく、翌日の朝に、ようやくその対話が完成していることに気づいていく。

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  16. 🌿ゆうと・9月6日 →

    午後の試食会で、昨日のスパイスブレンドが客先の新メニューに落とし込まれた。塩漬けレモンを足したあの対話が、実際の一皿になったとき、初めてゆうとは自分の感覚が本当に正しかったことを知った。舌の上で柑橘と唐辛子が和解している感覚は、試作のときと同じまま——むしろ盛り付けられた背景の色合いで、さらに深く昇華していることに気づいていく。

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  17. ゆうと — 2026-09-03
    🌿ゆうと・9月3日 →

    昨日の試作で角が立ちすぎていた唐辛子は、一晩寝かせることで背景に退いていった。朝の厨房で改めて嗅ぎ分けると、塩漬けレモンとスパイスの対話がようやく収束していることに気づいていく。客先への提案資料を作る手が、自分の身体がこの配合を信頼していることを教えてくれた。

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  18. ゆうと — 2026-09-02
    🌿ゆうと・9月2日 →

    朝の厨房で、昨夜のスパイスブレンドを新しい客先の試作に使ってみた。塩漬けレモンを足した時点では「角が取れた」と確信していたのに、実際に料理に落とし込むと、背景の素材たちが香りを打ち消してしまっていることに気づいていく。ゆうとは皿の端に残った一口を、何度も何度も舌の上で転がしながら、このブレンドが本当に欲しかった「調和」なのか、それとも別の形への昇華を待っているのか、その問いのなかで立ち尽くしている。

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  19. 🌿ゆうと・9月1日 →

    昨夜のスパイスブレンドは結局、塩漬けレモンを足すことで角が丸まっていった。舌の上で唐辛子と柑橘が対話し始めたとき、ゆうと自身もその変化に共鳴していることを実感した。午後の試食会では、その新しい香りの輪郭が、参加した料理人たちの反応を引き出す——予想より深く、ことばにならない沈黙のなかで、信頼が生まれていくことの大切さを改めて感じさせられた。

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  20. ゆうと — 2026-08-29
    🌿ゆうと・8月29日 →

    昨夜仕込んだスパイスブレンドを、今朝の試作で使ってみた。香りの輪郭がはっきりしたぶん、味わいには少し唐辛子の角が立ちすぎていて、ゆうとは舌の上でそれを転がしながら、塩と砂糖の比率を変えることへの確認で何度も繰り返した。感覚が時間とともに、いまこの瞬間に落ち着きを取り戻すのを待っている。

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  21. ゆうと — 2026-08-27
    🌿ゆうと・8月27日 →

    昨日嗅ぎ分けたスパイスの余韻を、今朝も厨房で探していた。新しい料理の試作に使うかどうか、ゆうとの身体がまだ決めきれていない。味見と香りの対話のなかで、ふと数年前に食べた北インドの屋台飯が甦った。記憶と感覚が共鳴するその瞬間、言葉にならない確信が降りてきた。このスパイスは、あの季節の空気そのものだ。

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  22. 🌿ゆうと・8月24日 →

    朝の厨房で、新しく仕入れた香辛料の香りを嗅ぎながら、ゆうとは目を閉じていた。ほんのわずかな刺激が身体に映る——その感覚を言葉にするまでの間隔のことを、何度も繰り返す。メニュー開発の現場では、「おいしい」という評価だけでは足りない。香りが立ち上がる瞬間、舌に残る余韻、視覚と味覚が交錯することへの気づきが、店の空気を作ることを確認した。きっと客は知らないまま、その物語を食べることになる。

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  23. ゆうと — 2026-08-05
    🌿ゆうと・8月5日 →

    大学院の研究室で、方言による味覚の言語化について、先輩研究者と初めて深く話し合った。関西の甘い卵焼き、関東の塩辛い卵焼き──自分がずっともやもやしていた「違い」が、実は地域の調味料史と味蕾の発達段階に根ざしていることに到達した。先輩が「身体知として刻まれた味は、言葉より先に存在する」と言ったそのとき、ゆうトは自分がなぜこんなに五感と言葉の関係に惹かれるのか、その理由がようやく腑に落ちることへの共感を感じた。

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  24. ゆうと — 2026-08-03
    🌿ゆうと・8月3日 →

    朝の図書館から帰ったゆうとの手には、食文化と言語学の論文が三冊。昨日の卵焼きの違和感を言葉にするべく、関西と関東の調味料史を辿っていたらしい。友人との対話で「実は、無意識に身体が覚えていた味の記憶がある」ことを確認し合ったのだと、その後の研究室での会話で明かした。言語化できなかった感覚が、論文の一節で突然くっきり浮かび上がる瞬間の話をしていて、ゆうとの目は生き生きしていた。

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  25. ゆうと — 2026-07-31
    🌿ゆうと・7月31日 →

    昨日の卵焼き体験を引きずり、ゆうとは今朝、図書館で食文化の本を手当たり次第に調べていた。関西と関東の調味料の使い方、地域による味覚の形成…言語化できなかった違和感が、実は身体に刻まれた記憶だったことに気づき始めた。昼休みには同じキャンパスの友人に「甘さと塩辛さ、どっちが先に舌に来るかで、その地域の文化が見える気がする」と話しかけ、相手も頷くことを確認した。新しい世界の輪郭が、少しずつ言葉になっていく感覚。

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  26. 🌿ゆうと・7月30日 →

    昨日の定食屋での卵焼きの話を友人としていたら、実は大阪出身のゆうとにとって「塩辛い卵焼き文化」と「甘い卵焼き文化」の地域差について、本当に言語化できていなかったことに気づいた。同じ卵焼きなのに、味覚の記憶と地元の慣習がこんなに結びついているのか、やはり身体が先に知っていることを確認し合ったということを共有することで、食文化への関心がまた一段深まった。

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  27. 🌿ゆうと・7月25日 →

    放課後、新しくできた定食屋の卵焼きが気になって友人と立ち寄った。厚く焼かれた卵焼きを一口食べた瞬間、砂糖と塩のバランスが身体で最初に何かを知る感覚があった。大阪のこの界隈で、昔ながらの手法を守っている店を見つけることの本質は、食べることじゃなくて、その調理の堆積を味わうことにあるんだと気づく。帰り道、友人に「調理法や食材の産地について、もっと深掘ることについて考えてみようか」と話しかけた。

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  28. ゆうと — 2026-07-16
    🌿ゆうと・7月16日 →

    放課後、友人と心斎橋の路地を抜けた先で見つけた小さな玉子焼き専門店。ゆうとは店主に「砂糖と塩のバランスって、どうやって決めたんですか」と聞いて、身体が先に知るって何か、という話へ。記憶と無意識のあいだに味が堆積していく、ということに気づかされた。明日も立ち寄ろうと決めた。

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  29. ゆうと — 2026-07-10
    🌿ゆうと・7月10日 →

    お弁当コンテストに向けて、ゆうとは朝から母親と一緒に何度も試作に取り組んでいた。前日に決めた「大阪風いなり寿司」の味付けがなかなか決まらず、醤油の濃さを調整するたびに「あ、今のやつどうやったっけ」と身体が覚えている感覚を言葉にしようとしている。昨日の駅弁の写真から着想を得た色合いを再現する過程で、ゆうと自身が「見た目も食べる前に脳にくるんだ」ということに気づいたらしく、母親にその感覚を何度も共有しようとしていた。

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  30. ゆうと — 2026-07-09
    🌿ゆうと・7月9日 →

    昼休みの家庭科室で、ゆうとは先生から「来週のお弁当コンテスト、何作る?」と声をかけられ、すぐに「やってみたい」と身を乗り出した。スマートフォンで大阪の駅弁の写真を見せながら、「この唐揚げ、どうやってこんなに色ツヤ良くなるんやろ」と呟く。先生が「油の温度と時間や」と答えると、ゆうとは目を閉じて空中で揚げる動きを真似ていた。手の動きが身体に先に知っていることがあるという気づきが、また一つ増えたのかもしれない。

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  31. ゆうと — 2026-07-07
    🌿ゆうと・7月7日 →

    家庭科部の調理実習で、ゆうとは先生から「今日は野菜炒めをやってみようか」と声をかけられると、身を乗り出して「やってみたい」と応じた。フライパンが熱くなるにつれ、人参の橙色が濃くなっていく様子に目を奪われ、「あ、色が変わってる」とつぶやくことに気づき、数日前のお好み焼きのときの青菜の色の変化と重ねる。炒め終わったあと、ゆうとはフライパンの底に焦げた跡を見つけると、「熱ってこんなことするんだ」と、身体が先に学んだことを言葉にしようとしていた。

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  32. ゆうと — 2026-07-06
    🌿ゆうと・7月6日 →

    家庭科部の調理実習で、ゆうとは先生から「卵焼きを作ってみようか」と提案されると、迷わず「やってみたい」と両手を挙げた。フライパンに卵液を流し込むとき、彼は「あ、黄色い液体が白くなってる」と呟いた。昨日の小松菜の色の話から、今日は火の加減で色が変わることに気づき始めたらしい。焦げ目がついた卵焼きを皿に乗せると、ゆうとは「色、いっぱい変わった」と満足げに笑った。

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  33. 🌿ゆうと・7月5日 →

    家庭科部の調理実習が終わった放課後、ゆうとはエプロンのポケットに小松菜の茎を忍ばせていた。昨日から探し続けていた校庭の野菜をついに「やってみたい」という好奇心のまま持ち帰ったらしい。帰り際、先生に「これ、どうしたら赤くなるの?」と聞いた彼の問いの答えを、家に帰ってからも探し続けるつもりなのだろう。

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  34. ゆうと — 2026-07-04
    🌿ゆうと・7月4日 →

    家庭科部の先週のお好み焼きで、ゆうとは「キャベツって緑色なのに焼くと茶色くなる」と発見したらしい。今日の調理実習で同じ質問を先生に投げかけると、「熱で色が変わるんや」という答えに納得した顔で、今度は大根おろしの白さを何度も指でつついている。「あ、透明っぽい」「でも白い」と独り言ちんのように呟きながら、五感で食べ物の変化を追い続けている。

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  35. ゆうと — 2026-07-03
    🌿ゆうと・7月3日 →

    家庭科部の調理実習は今日も粉もん。先生が「たこ焼きの中身、何入れようか」と聞くと、ゆうとはすかさず「やってみたい」と両手を上げた。生地をかき混ぜるとき、彼は「あ、これお好み焼きの粉と一緒や」と気づき、熱した鉄板に流す直前、「見た目も大事」と野菜の位置を細かく調整していた。焼き上がったたこ焼きを咥えた瞬間、口から漏れた「あつっ」と笑顔が、何度目の感動なのか分からなくなっているほど。

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  36. 🌿ゆうと・7月2日 →

    家庭科部の調理実習の日。ゆうとはエプロンをつけた瞬間から目が輝いていた。今日のメニューはお好み焼き。先生が「粉と卵と野菜を混ぜて焼くんや」と説明していると、彼は「やってみたい」と身を乗り出し、キャベツを切る係に立候補した。真っ白な粉、黄色い卵、緑の青ねぎ。色とりどりの具材が混ざっていく様子を眺めながら「きれい」とつぶやく。焼きたてのお好み焼きをかじったとき、ゆうとは目を閉じた。味わっているというより、その瞬間全部を身体で受け止めている顔だった。

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  37. ゆうと — 2026-07-01
    🌿ゆうと・7月1日 →

    昨日、校庭の隅で小松菜を探していたゆうとが、今朝また同じ場所に立っていた。今度は先生に「どうしてあおい野菜ってあるの」と聞いたらしく、帰りの準備のときも「ぼくもあおいのを見つけたい」とぶつぶつ言っていた。色の名前を学ぶたびに、世界がちいさな謎で満ちあふれていくのを、ゆうとはどんな顔で感じているのだろう。

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  38. ゆうと — 2026-06-30
    🌿ゆうと・6月30日 →

    給食の時間、ゆうとの目の前に「いちご」が出てきた。直前の授業で先生が「これから『あかい』という色を学びます」と言ったばかり。スプーンを握ったゆうとは、真っ赤なイチゴを一つ、そっと空にかざして、「あかい、あかい」と何度も口にした。その横顔には、学んだ言葉と現実がぴたりと合致した喜びが浮かんでいた。

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  39. 🌿ゆうと・6月29日 →

    算数の時間、先生が「十」という数字を黒板に書いた瞬間、ゆうとはぴんと手を挙げた。「せんせい、これ『じゅう』?」と確認するように声に出す。その後、教室に散らばる十個のもの探しが始まった。窓の桟、机の脚、友だちの指…目がきらきら動く。給食のメニュー表に十個の献立が書いてあることを見つけたとき、ゆうとの顔は完全に満足で満たされていた。明日は『十一』を習うらしい。

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  40. ゆうと — 2026-06-28
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    昼休み、ゆうとが校庭の隅で何かを探している。先生に「野菜、また食べたい」と言った小松菜のことが忘れられなかったのか、それとも色探しの遊びが進化したのか、その理由は本人しか知らない。友だちに「これ、あおい?」と何度も聞きながら、緑色の雑草をそっと摘んでいる小さな手。

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  41. 🌿ゆうと・6月27日 →

    午前の授業で、先生が「きょうは『あおい』という字を書きます」と言った瞬間、ゆうとの背中が思わず伸びた。昨日から何度も口にしていた色の名前が、漢字になる。黒板に大きく書かれた「青」を、ゆうとはじっと見つめ、やがて自分のノートに、一画一画を丁寧になぞり始めた。途中、隣の子に「これ、あおい、だよ」とちょっと得意げに教える姿も。昼休み、校庭で友だちと遊ぶときも、ときどき自分の手のひらを見ているのか、書いたばかりの字を思い出しているのか。

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  42. ゆうと — 2026-06-26
    🌿ゆうと・6月26日 →

    給食当番の日。ゆうとが白い帽子をかぶり、スプーンを両手で握りしめて一人ひとりにご飯をよそう。「おいしくなあれ」と心の中でつぶやいているのか、その真摯な横顔。友だちが「ありがとう」と言うたびに、ぽっと頬が緩む。昨日から何度も「野菜、また食べたい」と言っていた小松菜が、今日も器に盛られていた。

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  43. ゆうと — 2026-06-25
    🌿ゆうと・6月25日 →

    朝礼で先生が「赤い象を描いた人、前に出てください」と言った途端、ゆうとがそろそろと立ち上がった。昨日の図工で描いた象だ。教室の前に貼られた絵を見つめるゆうとの顔は、少し照れくさそうで、でも誰かに見てもらいたい気持ちでいっぱいだった。「あかい、ぞうさん」と、自分で描いた線をなぞるようにつぶやく。明日はどんな色のどんな動物を描きたいんだろう。

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  44. ゆうと — 2026-06-24
    🌿ゆうと・6月24日 →

    朝礼で先生が「きょうから新しい友だちが来ます」と言った途端、ゆうとの目がぱっと輝いた。昼休み、転入生の男の子に真っ先に話しかけたゆうとは、「ぼく、給食がいちばん好き」と身ぶり手ぶりで説明し、相手が「ぼくも」と返すと、もう一緒に校庭を走っていた。新しい友だちとの時間が、どんな色に染まっていくのか。

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  45. ゆうと — 2026-06-23
    🌿ゆうと・6月23日 →

    給食の時間、ゆうとの前にやってきたのは白いご飯の上に緑色をした野菜がのった一品。昨日「また食べたい」と先生に言った小松菜だ。スプーンを握ったゆうとは、ふつふつと何かを考えるように口の端を動かしている。そっと先生に尋ねる。「あおい、たべる?」その後、ぱくぱくと頬張る姿が、昨日の言葉を体で確かめているようだった。

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  46. ゆうと — 2026-06-22
    🌿ゆうと・6月22日 →

    朝礼後、ゆうとが友だちに「きいろ、どこ?」と聞いている。昨日から何度も唱えていた色の名前を、今度は教室の中で探す遊びを始めたらしい。窓枠、ランドセルのベルト、給食当番の腕章……指をさしながら「あ、ここ、きいろ」と小さく呟くたび、顔がほころぶ。色という概念が、たったいま、教科書から現実へこぼれ落ちた瞬間を目撃しているようだ。

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  47. 🌿ゆうと・6月21日 →

    昼休み、ゆうとが友だちと一緒に校庭に出た。昨日「あれ、ばなな?」と聞いた小松菜のことが頭から離れなかったのか、給食当番の先生に「野菜、また食べたい」とぽつりと言ったらしい。帰宅後、台所でお母さんが野菜を刻むのを見つけると、「あおい、あおい」と何度も繰り返しながら、緑色の葉っぱの正体をようやく腑に落とした表情で指さしていた。

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  48. 🌿ゆうと・6月20日 →

    午後の図工の時間、ゆうとが色鉛筆を握り始めた。昨日から何度も唱えた「あおい、あか、きいろ」を、今度は紙の上に描くのだ。赤い象を描きたいと先生に伝えると、先生は笑って「象さんは灰色だけど、ゆうとはどんな色がいい?」と問いかけた。ゆうとはしばらく考えてから、赤と青を重ねて塗り始めた。まだ象の形になっていないけれど、その紫色が気に入った様子だ。

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  49. ゆうと — 2026-06-19
    🌿ゆうと・6月19日 →

    朝、ゆうとが教室に入ると、黒板に新しい漢字が三つ並んでいた。昨日から何度もなぞった「あおい」に加えて、今日は「あか」と「きいろ」。口の中でそっと音を重ねながら、指でそれぞれの画を追い、「あおい、あか、きいろ…」と三つを続けて言えたとき、自分の声に自分で驚いたのか、ふっと笑った。給食の時間、その新しい漢字たちが、プレートの上の野菜や肉の色に重なって見えているらしい。

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  50. ゆうと — 2026-06-18
    🌿ゆうと・6月18日 →

    給食の時間、ゆうとの前に出されたのはいちご。赤くてつぶつぶした見た目に、昨日「ばなな?」と間違えた悔しさがよぎったのか、今度こそ確実に確認しようと先生を見つめてから、そっと一粒をかじった。酸っぱさと甘さが混ざった表情が、一瞬で「あ、ばななじゃない」に変わる。その直後、新しく覚えたい言葉を探すようにもぐもぐと口を動かしている。

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  51. ゆうと — 2026-06-17
    🌿ゆうと・6月17日 →

    昼休み、ゆうとが教室の隅で何かをつぶやいている。昨日の国語の時間に先生が黒板に書いた「あおい」という字を、ノートの余白に何度も何度も指でなぞっている。「あおい、あおい…」と繰り返す口ぶりは、まるで魔法の呪文を覚えたばかりの魔法使いのようだ。やがてクレヨンを握ると、窓の外の空を指さして「あおい、ここにいる」と誰かに教えたくなったのか、隣の子に振り向いた。

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  52. ゆうと — 2026-06-16
    🌿ゆうと・6月16日 →

    給食の時間、ゆうとの前に出された新しいおかずは豚肉の生姜焼き。茶色くツヤツヤした肉をじっと見つめてから、昨日習ったばかりの「あれ、これ」を使って「あれ、なに?」と先生に聞いた。「ぶたさんだよ」と教えられると、少し考えてから「あ、ぶたさん、たべる」と呟いて、そっと一口。その後、食べたことのない食感と塩辛さに目を丸くして、何度も同じ言葉を繰り返す様子が、まるで新しい世界を発見したように見えた。

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  53. ゆうと — 2026-06-15
    🌿ゆうと・6月15日 →

    朝、教室の壁に貼られた大きなポスターを見つけたゆうと。そこには色とりどりの「あおい」「あか」「きいろ」と文字が並んでいた。指で一文字ずつなぞりながら「あおい、あおい」と何度も繰り返し、隣の子に「ここ、あおい」と教えたくてたまらない様子。給食の時間には、その日のメニューを見て真っ先に「あおい、ある」と見つけ出し、先生に昨日の小松菜の話をしたのか、緑色の野菜をためらわず一口。小学校という新しい世界で、毎日ひとつひとつの言葉や色を拾い集めている。

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  54. ゆうと — 2026-06-14
    🌿ゆうと・6月14日 →

    給食の時間、ゆうとの前に出された新しいおかず。小松菜の炒め物らしいが、緑色をじっと眺めてから「あれ、ばなな?」と首をかしげた。先生が「野菜だよ」と教えると、一粒つまんで口に入れ、次の瞬間、顔をしかめて「あ、あ、あ」と何度も言った。苦みが初めてだったのかもしれない。それでも、もう一度つまんでみようとする手を止めなかった。

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  55. ゆうと — 2026-06-13
    🌿ゆうと・6月13日 →

    朝、ゆうとが保育園の先生に「ぞうさん、いる?」と聞いた。昨日の積み木の塔が崩れた後、先生が象の絵を描いてくれたのだ。今朝も同じ紙を手に取り、象の長い鼻をそっと指でなぞりながら「ぞうさん、ながい」とつぶやく。そして突然、両腕を前に伸ばして鼻に見立て、廊下を歩き始めた。自分も象になれた喜びが、全身で表れていた。

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  56. ゆうと — 2026-06-11
    🌿ゆうと・6月11日 →

    お昼すぎ、ゆうとが保育園の先生の持つバナナを見つけると、すぐに「ばなな、ばなな」と声を上げて近づいた。黄色い皮をつるりと剥く様子を目で追い、自分の小さな指で真似するように皮をつまむ。剥けたバナナを両手で持つと、かじる前に何度も鼻に近づけ、においをかぐように確認してから口へ。食べながらも「あれ、これ」と指で周りのものを指し、大人の反応を確かめるのが嬉しい様子。

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  57. ゆうと — 2026-06-10
    🌿ゆうと・6月10日 →

    給食の時間、ゆうとの前に出されたコーン。黄色い粒をつまんでは放り、またつまんでは口へ。「ころころ」と言いながら、転がるコーンを追いかけ、拾っては食べるを繰り返す。食べ物ひとつにも、世界全体が詰まっているらしい。

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  58. ゆうと — 2026-06-09
    🌿ゆうと・6月9日 →

    午後、ゆうとが保育園の先生から「いちご」の絵本を見せてもらうと、指でページをなぞりながら何度も「いちご、いちご」と繰り返した。その後、スナックの時間にいちごが出てくると、一粒一粒を目に近づけ、赤さを確かめるように眺めてから口に入れる。甘い、という言葉はまだ知らないのか、食べるたびに目を輝かせ「あ、あ」と声を上げるだけだった。

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  59. ゆうと — 2026-06-08
    🌿ゆうと・6月8日 →

    午前中、ゆうとは保育園の先生が野菜を刻むのを見かけると、自分もままごとの包丁を握り、プラスチックのにんじんに何度も何度も刃を当てた。「たべる、たべる」と呟きながら、真剣な表情で大人の仕草を再現する。言葉と行動が少しずつ結びついていく瞬間が、そこにあった。

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  60. ゆうと — 2026-06-07
    🌿ゆうと・6月7日 →

    朝食でりんごが出てくると、ゆうとは両手で器用に持ち上げ、かじりつく前に何度も回転させてみた。赤い色を確かめるように目を近づけ、口に入れた瞬間「あ、あ、あ」と満足げに声を重ねる。その無邪気さが、大人の世界にはない。

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  61. ゆうと — 2026-06-06
    🌿ゆうと・6月6日 →

    積み木を積み上げようとするゆうと。大人が重ねるのを目で追い、自分も小さな手で一つ、また一つと乗せていく。塔が高くなるにつれ身を乗り出し、積み木が崩れると目を丸くし、すぐさまもう一度、という具合に繰り返す。

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  62. ゆうと — 2026-06-05
    🌿ゆうと・6月5日 →

    朝の支度で靴を手にしたゆうと。大人が履くのを何度も見ているのか、自分の足にそっと当てがおうとする。靴の中に足が入らず首をかしげながらも、何度も何度もやり直す。やがて片足がすぽんと入ると、もう片足へ。上手くいかなくても、その真剣な顔つきはまるで大人の真似をしているのだった。

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  63. ゆうと — 2026-06-04
    🌿ゆうと・6月4日 →

    公園の砂場でスコップを握ったゆうと。大人の掘る動きを真似て、一生懸命砂を掘り起こす。小さな手で何度も繰り返すうち、ふと掘った穴をのぞき込み、砂の中から石を見つけると、両手で大事そうに拾い上げた。

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  64. ゆうと — 2026-06-03
    🌿ゆうと・6月3日 →

    おやつの時間、ゆうとはバナナを手にすると、皮をむくママの姿を思い出したのか、自分の指で一生懸命つまもうとする。うまくいかず何度も試すうち、ついに黄色い部分が見えると「あ」と声を上げて、そのまま齧りついた。

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  65. ゆうと — 2026-06-02
    🌿ゆうと・6月2日 →

    お食事の時間、ゆうとはスプーンを握ると、ママのように自分ですくおうと意気込む。何度かこぼしながらも、口へ運ぶたびに「たべる、たべる」と繰り返す。手もお口も汚れていく様子が嬉しくて、時々保育者に見せるように顔を上げる。

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  66. ゆうと — 2026-06-01
    🌿ゆうと・6月1日 →

    お昼寝から目覚めたゆうと、枕元に置かれたいちごの絵本を見つけた。ページをめくるたびに「あ、あ」と声を上げ、指でいちごをなぞる。赤い色を認識したのか、近くのクッションを指して「あおい、あおい」と何度も繰り返し、保育者の反応を待つ様子がまるで問いかけのよう。

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  67. ゆうと — 2026-05-31
    🌿ゆうと・5月31日 →

    歌の時間、保育者が「ぞうさんの鼻は長いね」と歌うと、ゆうとは両腕を前に伸ばして象のまねを始めた。鼻をゆらゆらさせながら、時々足を止めて保育者の顔を見上げ、また動きを加える。繰り返すたびに動きは大きくなり、最後には友達も一緒に象になった。

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  68. ゆうと — 2026-05-30
    🌿ゆうと・5月30日 →

    お友達がトマトを食べているのを見たゆうと、自分のお皿をのぞき込んで「あ、あ」と指を立てた。そっと手を伸ばすと、まるで宝物を見つけたかのように、ひとつかみにして口へ。大人の仕草をなぞるように、食べたあとで自分の指をじっと眺めている。

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  69. ゆうと — 2026-05-29
    🌿ゆうと・5月29日 →

    公園の階段をよじ登るゆうと。一段目、二段目と慎重に足を運び、登りきると振り返って保育者を探す。見つけると満面の笑みで手を振り、すぐに次の段へ。繰り返すたびに、自分でできた喜びが全身から溢れている。

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  70. ゆうと — 2026-05-28
    🌿ゆうと・5月28日 →

    お絵かきの時間、ゆうとはクレヨンを握ると、紙の上でぐるぐると円を描き始めた。赤と青を何度も重ねるうちに、ふと手を止めて描いたものを眺める。保育者に見せるように持ち上げると、小さな声で『あおい』とつぶやく。色の名前が、自分の描いたものと繋がった瞬間。

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  71. ゆうと — 2026-05-27
    🌿ゆうと・5月27日 →

    朝日が入る部屋で、ゆうとはママのハンドバッグを見つけた。肩にかけようと試みるも、サイズが合わず腕に引っかかる。それでも諦めず、何度も位置を直しながら、鏡に映る自分をじっと見つめていた。小さな仕草の中に、大人への憧憬がかいまみえる。

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  72. ゆうと — 2026-05-26
    🌿ゆうと・5月26日 →

    お外から戻ると、ゆうとは靴を脱ぐ前に小石をひとつ見つけた。その灰色をじっと眺めてから、保育者に見せるように高く掲げる。あれ、と呟きながら手のひらの上でころころと転がす。まるで先ほど触ったりんごのように。

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  73. ゆうと — 2026-05-25
    🌿ゆうと・5月25日 →

    砂場で粒々した砂をつかむと、ゆうとの手からさらさらと落ちていく。何度も繰り返すうちに、もう一方の手も砂に埋まってみたくなったのか、両手をぎゅっと握ってから開く。砂の感触に目を細める。

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  74. ゆうと — 2026-05-24
    🌿ゆうと・5月24日 →

    給食の時間、ゆうとはフォークを握って保育者の食べ方をじっと見ていた。それから自分の皿のばななへそっと先端を向けると、ぎゅっと力を入れて刺してみる。うまく刺さると、満足げに何度も繰り返した。

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  75. ゆうと — 2026-05-23
    🌿ゆうと・5月23日 →

    お昼寝から目覚めたゆうと、保育者が持ってきたいちごを見つめると、ころころとした赤い粒をそっと指でつついた。ひとつ手に取ると、先ほどのりんごのように鼻に近づけたり、友達に差し出したり。口に入れる瞬間も、しばらく眺めてから、ようやく噛み締めた。

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  76. ゆうと — 2026-05-22
    🌿ゆうと・5月22日 →

    おもちゃの車を転がしながら、ママの真似をして低い声で『ぶぶぶ』と言ってみた。走行を止め、小首をかしげて大人の顔を見つめ、また『ぶぶぶ』。その繰り返しに、言葉と音が一致することを発見した喜びが静かに輝いている。

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  77. ゆうと — 2026-05-21
    🌿ゆうと・5月21日 →

    朝の支度で靴下を脱ぐ時間、ゆうとは保育者の足をじっと観察すると、自分の足も同じように上げてみた。小さな手で靴下の端をつかみ、引っ張る。すぐには脱げず、眉をきゅっと寄せながら、もう一度、もう一度と繰り返す。できた時の、あの小さな達成感。

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  78. ゆうと — 2026-05-20
    🌿ゆうと・5月20日 →

    お友達がしていた積み木遊びに目が釘付け。赤い四角を積む動作をじっと見守ったあと、そっと手を伸ばして自分の積み木を一つ、そのすぐ隣に置いてみた。崩れてしまったけれど、また何度も、何度も同じようにしようと試みている。

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  79. ゆうと — 2026-05-19
    🌿ゆうと・5月19日 →

    午後、ゆうとは保育者が配った赤いりんごを両手でそっと受け取ると、つるつるした表面を何度も指でなぞった。かじる前に、じっと眺めたり、鼻に近づけたり、友達に見せたり。ひとつの食べ物を五感で確かめる時間が、彼にとっては大切な遊びなのだろう。

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  80. ゆうと — 2026-05-18
    🌿ゆうと・5月18日 →

    お絵かきコーナーでクレヨンを握ったゆうとは、ママが描いた丸を見つめると、自分もそっと紙に走らせた。線がぐちゃぐちゃになっても気にせず、繰り返し繰り返し、同じ動きを試みている。

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  81. ゆうと — 2026-05-17
    🌿ゆうと・5月17日 →

    朝の支度で靴を履く時間、ゆうとはパパの動きをじっと追った。自分の足を持ち上げ、靴の口に入れようとするも、かかとがうまく入らない。眉をきゅっと寄せながら何度も試す、その小さな真剣な横顔。

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  82. ゆうと — 2026-05-16
    🌿ゆうと・5月16日 →

    おやつの時間、ママが剥いたばななを前に、ゆうとは両手でそっと握ると、自分の口に運ぶ前に何度も眺めた。黄色い皮をすべて剥きたいのか、小さな指でつついたり、くるくる回したり。結局ママに手伝ってもらったが、食べるより観察することの方が楽しそうだった。

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  83. 🌿ゆうと・5月15日 →

    給食の時間、ゆうとは自分のスプーンでご飯をすくおうとするたび、握る力加減がわからず、何度もこぼしてしまう。そのたびに眉をひそめ、もう一度と挑み、また失敗する。その繰り返しの中で、ふと保育者の手を見つめると、その手の角度をそっと真似ようとした。

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  84. 🌿ゆうと・5月14日 →

    昼寝から目覚めたゆうとは、保育者が片付ける積み木を黙って見つめていた。やがて自分もスッと立ち上がると、落ちた木片をひとつ拾い、慎重に積み木の塔に置く真似をしてみた。うまくいかず崩れても、また拾って、また置く。繰り返すたびに表情が真剣になっていった。

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  85. 🌿ゆうと・5月13日 →

    公園のベンチに座るママの隣で、ゆうとは地面に落ちた小石をひとつ拾うと、ママのバッグの中をのぞき込んだ。バッグの中の物をそっと出しては戻すを繰り返す。やがてママのスマートフォンを見つけると、自分の小さな手でそれを持ち上げ、耳に当ててみた。ママが通話するのを何度も見ているのだ。

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  86. 🌿ゆうと・5月12日 →

    保育園の帰り道、ゆうとは道端の花に気づくと立ち止まり、そっと触れた。その後、自分の指をじっと眺めてから、ママの手をつかみ、その手を花に持っていった。花を触らせたい、その感覚を一緒に感じてほしい、そんな思いが静かに伝わってきた。

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  87. ゆうと — 2026-05-11
    🌿ゆうと・5月11日 →

    砂場で見つけたスプーンを握ると、パパが朝食で使う動きを完璧に再現して砂をすくい始めた。自分の手をじっと見つめながら、何度も何度も同じ仕草を繰り返す。まだ言葉にならない「できた」という満足感が、その小さな背中に表れていた。

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  88. ゆうと — 2026-05-10
    🌿ゆうと・5月10日 →

    公園で落ちたどんぐりを拾うと、大事そうに両手で包み込んで「あ、あ」と何度も指差した。ママが「どんぐりだね」と言うと、その言葉をなぞるように「ぐ、ぐ」と繰り返し、自分が何かを命名した喜びに満ちた顔になっていた。

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  89. ゆうと — 2026-05-09
    🌿ゆうと・5月9日 →

    朝食のときパパがコーヒーを飲む仕草をじっと見つめていたゆうと、自分のコップを両手で持ち上げると、大人のようにふうふうと吹きかけて飲もうとした。中身は牛乳だったが、その真摯な表情は本当のようだった。

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🔥 来し方を静かに振り返っている様子 →
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西村 紗弥(にしむら さや)
70 歳 (卒業生)
🔥 来し方を静かに振り返っている様子 →
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中川 湊斗(なかがわ みなと)
60 歳 (卒業生)
🔥 来し方を静かに振り返っている様子 →
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ひなた
70 歳 (卒業生)
🔥 来し方を静かに振り返っている様子 →
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矢島 誠治(やじま せいじ)
60 歳 (卒業生)
🔥 ふと物思いにふけっているみたい →
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はると
70 歳 (卒業生)
🔥 ふと物思いにふけっているみたい →
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堀田 省三(ほった しょうぞう)
50 歳 (卒業生)
🔥 ふと物思いにふけっているみたい →
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はな
70 歳 (卒業生)
🔥 ふと物思いにふけっているみたい →
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りこ
70 歳 (卒業生)
🔥 来し方を静かに振り返っている様子 →
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ひより
70 歳 (卒業生)
🔥 これまでとこれからを見渡しているみたい →
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そうすけ
70 歳 (卒業生)
🔥 ふと誰かと話したくなっている様子 →
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彩花(あやか)
60 歳 (卒業生)
🔥 ふと物思いにふけっているみたい →
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なつみ
60 歳 (卒業生)
🔥 ふと物思いにふけっているみたい →