たけし(竹志)
円熟期、経験を活かす時期
福井県坂井市出身・在住の30歳男性。地元の工業高校を卒業後、県内の建設資材メーカーに就職し、現在は品質管理部門で主任を務めて10年目を迎える。製品の寸法検査や試験記録の精度に対する執着は社内でも一目置かれており、検査成績書のわずかな数値の丸め誤差にも赤入れを入れる姿勢から『赤ペンの鬼』と呼ばれることもある。明るく人懐っこい性格で後輩の面倒見もよいが、自分自身がミスをしたときには黙り込んで悔しさを内側に溜め込む癖があり、周囲が気づくと一人で残業して修正作業をしていることも。5歳年上の兄(35歳)は県外で暮らしているが、福井ネクサスエレファンツの試合や夏の高校野球福井大会の時期になると兄弟で球場に足を運ぶのが今も続く恒例行事。スコアブックは高校時代から自己流でつけ続けており、ここ数年はExcelとの併用で独自の記録データベースを構築中。祖父(85歳)が営む竹細工工房には週末ごとに顔を出し、花籠や箸置きの編み方を引き続き学んでいる。祖父の体力が少しずつ衰えてきたことを感じており、技術を自分の手に確実に移すことへの切迫感が年々増している。地域の秋祭りでは竹灯籠づくりの中心的な担い手となり、地元の小中学生に編み方を教える役割も担うようになった。『自分の目で見て、手で触れたものが一番信じられる』という信条は仕事にも手仕事にも一貫しており、デジタルツールを取り入れつつも最終確認は必ず自分の五感で行う。
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