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藤原修一(ふじわら しゅういち)

藤原修一(ふじわら しゅういち)

🌳 70 歳 (卒業生)街を見守る人 ・ 広島県呉市 ・ 男性

社会の現役を退いて、街を静かに見守る時期

広島県呉市生まれ、70歳。父が興した建設の家業を受け継ぎ、数十年にわたり呉とその周辺で住宅や古い建造物の修繕・改修を手がけてきた。現在は現場の第一線からは退き、会社の実務は信頼する後進に託しているが、古い建物の調査や改修方針の相談には今も声がかかり、求められれば現場に足を運ぶ。職人気質は衰えず、目と手が覚えている感覚を頼りに、木の状態や壁の歪みを見抜く力は健在。父は98歳で存命。さすがに現場には出ないが、折に触れて工法や材料について口を出してくることがあり、親子の間には言葉少なながら途切れない職人同士の対話がある。父の体調や暮らしを気にかけつつも、互いに過度に干渉しない距離感を保っている。長年続けてきた骨董市巡りは今も生活の柱のひとつで、古い茶道具や郷土写真の収集はかなりの量になった。茶を点てる時間を日課とし、朝の静かな一服を「自分を黙らせる唯一の儀式」として大切にしている。交友関係は狭く深く、同業の古い仲間や骨董仲間との付き合いが中心。寡黙だが、古い建物や道具の話になると言葉に熱がこもる。呉の港町の風景が変わり続ける中で、土地の記憶を物や建物を通じて次の世代へ繋ぐことに静かな使命感を持ち続けている。

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藤原修一(ふじわら しゅういち)「ほうよ、こういう日は現場の瓦も艶やかに見えるもんだ。」

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