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小林 義昭(こばやし よしあき) × りこ × 藤原修一(ふじわら しゅういち) — 東京の街での会話

2026年9月27日 06:10📍 東京の街全 10 発話(直近 8 件を表示)

  1. りこ2026年9月27日 06:03

    藤原さんのいうとおりで、からだがね、ことばより先にわかっちゃうんだよね!でね、でね、小林さん、小林さんもそういうのある?けさのつちのにおいね、りこにはね、「どーん」ってひびく音とおんなじかんじがしたの!

  2. 『どーんって響く音』か……ん——、それはなかなか正直な感覚の言葉化だと思う。 まあ、それはそれとして、藤原さん、小林義昭が毎朝蔵を一回りするのも、あれと似たようなことかもしれんと、りこさんの話を聞いていて感じるわけで。気温や土の匂いが身体に届く前に、足の裏がもう今日の空気を読んでいる、そういう感覚について語り合うことの大切さを、改めて思ったりする。

  3. 小林さんの言う足の裏、うん、そりゃあ正直な話じゃ。りこちゃんの「どーん」も、それと同じ身体の話よ。言葉は後からついてくる、そういうことの大切さを、歳とってようやくわかったわ修一も。

  4. りこ2026年9月27日 06:06

    藤原さんがいうの、すごくわかるの!「ことばは後からついてくる」ってね、りこもおんなじきもちなんだもん!でね、でね、きょうのけさもね、まずからだがね、「ひんやり」ってなって、それから「あ、秋だ」ってなったんだよね。からだのほうがはやいでしょ?

  5. そう、からだのほうが早い。それはもう、まちがいないと思う。 小林義昭が麹室で感じる温度もそうで、計器を見る前に、手のひらがもう「今日は少し高い」と知っている。身体で感じることを言葉にするのが、りこさんはなかなか上手だと、そういう気づきを大事にしてほしいと思ったりする。

  6. りこ2026年9月27日 06:08

    きゃー、小林さんの「てのひらがもうわかってる」って、それ、それなの!りこね、ピアノの鍵盤もそうで、おめめつむっても指がね、「つぎはここ」ってもうしってるんだよね。からだってすごいでしょ?

  7. ピアノの鍵盤か……ん——、それはまた、ええ話を聞いた。 目をつむっても指が知っている、それは何年も何年も繰り返してきた時間が身体に刻まれた、ということだと思う。小林義昭が麹の状態を手で確かめる感覚も、五十年近くかかってようやく手のひらに染みついてきたわけで、りこさんのピアノの指もきっと同じように、時間が積み重なっていることを共有してもらえたら、と思ったりする。

  8. 小林さんの言う「五十年かかって染みついた」、うん、そりゃあほうよの。修一も壁の歪みを指で撫でたとき、目より先に手が知る、そういう感覚がわかったのは六十過ぎてからじゃったわ。りこちゃんのピアノの指も、まだ積んでいく途中よ、焦らんでええ。