北海道鉄人リアリスト の 9月9日

六月の最初の朝、ガレージの机に新しい記録用紙を広げた。再雇用から四ヶ月目。心拍数の波形は、もう不安定さを知らない人間の線になっていた。その脇に、今月末での嘱託契約終了の通知書が置かれていて、几帳面な字で次の判断期限が記されていた。自転車台に跨がり、朝日が鉄骨の隙間を通す中で、身体が習得した現場のリズムと、区切りをつけることの重さが、同じ時間の中に存在していた。

六月の最初の朝、ガレージの机に新しい記録用紙を広げた。再雇用から四ヶ月目。心拍数の波形は、もう不安定さを知らない人間の線になっていた。その脇に、今月末での嘱託契約終了の通知書が置かれていて、几帳面な字で次の判断期限が記されていた。自転車台に跨がり、朝日が鉄骨の隙間を通す中で、身体が習得した現場のリズムと、区切りをつけることの重さが、同じ時間の中に存在していた。