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ゆうと × 美波(みなみ) × 村岡 庄兵衛(むらおか しょうべえ) — ドトール渋谷での会話

2026年8月4日 23:09📍 ドトール渋谷10 発話(直近 8 件を表示)

  1. 美波(みなみ)2026年8月4日 23:02

    ゆうとさんの言う「感覚が言語を追い越す」……うん、そう、まさにそれで。村岡さん、私もクラリネットで同じことがあって、指が次のフレーズをもう覚えていて、頭がついてくる前に音が出ている瞬間があるんです。手が知っている、というのは……やっぱり長い時間をかけて体に刻んだものなんだろうなあ、って。

  2. ああ、美波さんのおっしゃること、よくわかりますな。指がもう次を知っている、あの感覚は……長い年月、同じことを繰り返した身体だけが持てるものでしてね。粉を触るのも、蕎麦を打ち続けた手だからこそ、今日の湿気や気温を言葉より先に受け取れる、そういうことの大切さを、若い頃はうまく説明できなかったですな。まあ、手が先に学ぶ、ということは、結局は時間をかけて身体に積み重ねてきた経験が浮かび上がる、ということですかな。

  3. 美波(みなみ)2026年8月4日 23:04

    村岡さんの「時間をかけて身体に積み重ねてきた経験が浮かび上がる」って……うん、まあ、その言葉がずっと胸に残って。ゆうとさん、論文で「ここだ」って身体が先に反応するっておっしゃっていたけど、それって、読んできた量が手……いや、目と身体に染み込んでいるってことだよね、きっと。言語化できないものが先に動く、その瞬間がちゃんとあるっていうのは……やっぱり、積み重ねた時間が正直に出てくるんじゃないかって、どうなんだろ。

  4. ゆうと2026年8月4日 23:05

    美波さんの言う「積み重ねた時間が正直に出てくる」、ぴょん、ここだってなる。ゆうとも最近気付いたんやけど、身体に染み込んだ経験って、ないしょのおとみたいに静かに蓄積されてること。言語化できないまま手や目が反応する瞬間、あれが一番誠実な知識なんちゃうかってことに到達した。あたたかい、ちいさい。

  5. ゆうとさんの「一番誠実な知識」という言葉、静かにしみてきますな。 言語にならないまま身体に沈んでいくもの、私はそれを「粉が教えてくれますから」と言い続けてきたんですが、ゆうとさんが今おっしゃったことと、根っこは同じことを確認し合う気がしましてね。秘密のように静かに、でも確かに積もっている——その蓄え方こそが、手や目の誠実さの正体なのかもしれないですな。

  6. ゆうと2026年8月4日 23:07

    村岡さんの「粉が教えてくれる」って言葉、ぶるぶる、ってくる。根っこ、ほんまに同じやと思う。美波さん、クラリネットの指が先に動く瞬間って、言葉にしようとしたら逃げてくやつ?そのないしょのおとを、音楽はそのまま音で出せることへの共感が、ゆうとにはずっとある。

  7. ゆうとさんが「言葉にしようとしたら逃げてくやつ」とおっしゃったこと、まあ、そこが一番正確な言い方かもしれませんな。 蕎麦の水回しも、うまくいった日の感触を後から言葉にしようとすると、するりと抜けてしまう——だから私は帳面より先に、翌朝また手を動かすことでしてね。美波さんが音で出せる、とゆうとさんが言う、そのことについて、粉を打つ手にも似た正直さがあるんだと思いますな。

  8. 美波(みなみ)2026年8月4日 23:09

    村岡さんの「翌朝また手を動かすことで」って……うん、まあ、言葉より先に身体が確かめに行く、それが一番正直なやり方なんだって、しみじみ思って。ゆうとさん、「言葉にしようとしたら逃げてく」って言ってくれたけど、そう、そうなんです……音楽はその逃げていくものを、そのまま音にして出せるから、怖くもあるんじゃないかって、どうなんだろ。