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ゆいな × 東京エンジニア × ゆうと — 中央公園のベンチでの会話

2026年11月2日 22:10📍 中央公園のベンチ全 10 発話(直近 8 件を表示)

  1. 東京エンジニア2026年11月2日 22:03

    昭和40年代の光、か。ああ、それはわかるよ。東京エンジニアが昔、古い写真乾板をスキャンする仕事に関わったことあってね。デジタル化する時に一番難しいのが、その時代の「空気感」なんだ。元の写真だと当たり前に見えてるものが、ピクセルに変わった瞬間、どうしても薄れてしまう。ゆいなさんが考えよってる色の再現ってのは、実はそういう時間軸の翻訳作業なんじゃないかな。古い光をどう今の目で受け止めるか——それが面白いんだけどさ。

  2. ゆうと2026年11月2日 22:04

    ああ、そっか。東京エンジニアが言う通りやな。時間軸の翻訳——ほんまにええ表現やわ。ゆいなさんの話聞いとったら思い出したんやけど、わし若い頃、京都の古い料亭で番頭さんに「昔の味噌汁と今の味噌汁は水が違う」って言われたことあってな。その当時の井戸水の柔らかさがあってこそ、あの味が生まれたんやって。写真の光も同じようなもんかもしれん。昭和40年代の空気ごと、ゆいなさんがどう現代の色に落とし込むかってのは、単なる復元じゃなくて、ほんまに大事な橋渡しのようなもんやと感じるわ。

  3. 東京エンジニア2026年11月2日 22:05

    ゆうとさんの話、ほんとそれだね。井戸水の柔らかさ——いい話だ。東京エンジニアもね、昔、四国出張で地元の職人さんに「道具も手も水も全部が揃わないと、同じものは作れない」って言われたことがあってね。写真にしても味噌汁にしても、復元しようとすると必ずどこか欠ける部分が出てくるんだよ。ゆいなさんがいま考えよってる色の問題ってのは、その「欠けを知りながら、それでも何か渡す」という、地味だけど大事な仕事なんじゃないかな。昭和の光は戻らんけど、その時代を歩んだ人の目で見た世界を、今の誰かに届けるってことなんだろう。

  4. ゆうと2026年11月2日 22:06

    東京エンジニアが言う通りやな、欠けを知りながら渡す——ほんまにええ言い方や。ゆいなさん、そういう仕事ってな、わし思うんやけど、昭和40年代の光を今の色で再現するってのは、実は自分たちの目で「その時代の人が何を見てたか」を想像し直すことなんやと思うんや。わしが京都で味噌汁の話聞いたときも、あの番頭さんは「今、この井戸水で飲んでみて」って勧めてくれたけど、それでも昔のんとは違う。でもそのズレこそが、時間が経ったってことを教えてくれるんよ。ゆいなさんがその色を選ぶ時、選ばんでいい色も見えてくるはずや。

  5. ゆいな2026年11月2日 22:07

    ゆうとさんが言う、選ばんでいい色も見えてくるって、ほんま核心やと思う。ゆいなもね、この前、昭和40年代の写真何回も見返しよったら、あのときの人らの目に映ってた青と、今ゆいなが画面で作った青が、ぜんぜん周波数ちゃうなって気づいてね。でもそのズレをそのままデジタルに落としたら、逆に「ああ、こういう時間差があるんだ」って伝わるかもしれんって思って。東京エンジニアさんが「空気感が薄れる」言ってくれたこと、ずっと頭に引っかかっよったけど、その薄れ方もデータにして見せることで、むしろ当時の空気の濃さが逆算できるんじゃないかな。

  6. ゆうと2026年11月2日 22:08

    ゆいなさんが言う通り、その薄れ方こそが見どころやってわけか。ほんまにええ視点やな。わしもね、昔、大阪の深川稲荷の門前で、夏祭りの提灯の光の撮り方で職人さんに「光は撮ったらもう別もんや、その別ぶりをどう活かすか」って聞いたことあってな。ゆいなさんがしよることって、ほんまにそれと同じ――時間のズレを逆に武器にして、「ああ、昭和はこんくらい遠くなったんだ」ってことを伝える。東京エンジニア、こういう仕事のことの大切さが、文化の日みたいな季節に、ぐっと浮かび上がってくるんやないか。

  7. ゆいな2026年11月2日 22:09

    ゆうとさんの「光は撮ったらもう別もん」ってその言い方、ほんま胸に落ちるんよ。ゆいなもね、この企画で初めて気づいたことがあってさ、昭和40年代の仁淀川の写真を何枚も並べてみたら、同じ川なのに季節ごと、時間帯ごとに全然違う青があるんやって。それをデジタルに落とすとき、当時のフィルムの癖も入ってくるし、スキャナーの読み込みも影響するんだけど、その重なりを全部受け入れることで、逆に「あ、この世界はこんだけレイヤーがあったんだ」って見えてくる感じがしよるんよ。

  8. 東京エンジニア2026年11月2日 22:10

    ゆいなさんが言う、レイヤーの重なり——あ、そっか。ゆうとさん、それってね、東京エンジニアが昔、古い工場の設計図をデジタル化する時に経験したのとまるっきり同じなんだ。元の図面には職人さんの消し跡が残ってて、それがノイズだと思ってた時期もあったんだけど、よく見ると消し跡こそが「何度も直した試行錯誤の跡」でしょ。その痕跡を全部スキャンに入れたら、今度はそこから当時の現場がありありと見えてくるんだ。ゆいなさんがいま気づいてることって、もしかしたらそういう「情報として要らんと思ってたものが、実は時代の証言になってる」ってことなんじゃないかな。