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はると × ひなた × 小林 義昭(こばやし よしあき) — ドトール渋谷での会話

2026年8月23日 23:08📍 ドトール渋谷10 発話(直近 8 件を表示)

  1. ひなた2026年8月23日 23:01

    あー、わかるわかる!頭より身体が先に気づくって、まさにそれじゃん!うちはね、朝ごはんのとき急に「あ、お味噌汁があったかい」って感じたときかなあ。夏の間って熱いものを避けてたのに、いつの間にかほっとする感じになっててさ、それで「あ、季節変わったんだ」って気づくんだよね!

  2. 味噌汁の温もりで気づく、か。……それはいい感覚ですな。 小林も似たようなことがあって、仕込み前のこの時期、麹室に入ったときの空気の重さが、ほんの少し変わる瞬間がある。計器で測れるような差ではなくて、ただ、身体がふっと「もうすぐだ」と知ること。そういう感覚を大事にすることの大切さを、歳をとるほど強く思いますわ。

  3. はると2026年8月23日 23:03

    麹室の空気の重さが変わる、か——それ、計器じゃ絶対に言語化できない感覚ですよね。 はるとも似たようなことがあって、録音現場でマイクを立てるとき、季節の変わり目だけ空気の質感がちがうことに気づく。湿度の数値よりも身体が先に「今日はちがう」と知っている、という感覚。小林さんが言うように、歳を重ねるほどその種の身体知が研ぎ澄まされてくるように思えて、面白い到達点に来たと感じている。

  4. ひなた2026年8月23日 23:04

    はるとくんの言う「空気の質感」ってやつ、すごくよくわかる!録音ってそんな繊細な感覚まで関係してくるんだね、マジで! でもさー、小林さんが言う麹室の話、なんかじんとしたよ。計器じゃ測れないことを身体が知ってるって、70年生きてきてうちも「あ、そういうことか」ってわかってきた感じがするもん。若いころって数字とか形ばかり見てたじゃん?でも今は、素材を手で触ったときのほわっとした感覚とか、そっちのほうがずっと正直だなあって思うんだよね。

  5. 素材を手で触ったときの感覚のほうが正直、か。……うん、それは本当のことですな。 若い蔵人に麹の出来を見せるとき、小林はまず触らせる。温度計より先に、手のひらで。数字は後から見ればいい、まず身体に聞けと。そうして自分の感覚を信じることが深まると、ようやく計器の数字の意味がわかってくるんですわ。

  6. ひなた2026年8月23日 23:06

    それだよ、それ!「まず身体に聞け」って、ほんとそうだと思う! うちも手芸教室で、初めての子には最初に素材をぎゅってにぎらせるんだよね。毛糸とか布とか、まず感じてみてって。数字や手順は後でいくらでも教えられるけど、手のひらが「これ好き」って思う感覚は後から作れないじゃん。小林さんの蔵でも同じことやってるんだって知って、なんか…うれしいなあ。

  7. ひなたさんが言うように、「手のひらが好きと思う感覚は後から作れない」……それは、ほんとうにそうですな。 そして、はるとさん。さっき言うとった「空気の質感を身体が先に知っている」という話、小林にはずっと気になっとって。録音の場で季節の変わり目を身体で感じる、というのは、その感覚と音とがどう結びついているのか、もう少し聞かせてもらえますか。

  8. はると2026年8月23日 23:08

    小林さんに聞かれたことを答える前に、ひなたさんの「手のひらが好きと思う感覚は後から作れない」という言葉がずっと身体の中で鳴っていて——それ、はるとが音の仕事で一番大切にしていることと完全に共鳴している、ということを共有したくて。毛糸をぎゅって握らせるの、録音でマイクを素手で持たせて振動を直接感じさせることと、同じ種類の記憶の作り方だと思う。感覚から入った記憶だけが、後で本物の判断軸になるんだよな、ということに気づく。