
古本市の仕分け作業で、昭和30年代の『暮らしの手帖』が数冊出てきた。志帆は背表紙を丁寧に確認し、欠号を記録していく。当時の編集者がどんな思いで紙面を整えていったのか、その身体感覚を想像しながら、今度の読書会で若い人たちにこの雑誌の話をすることについて、少し心が動いた。時代が異なっても、生活をていねいに見つめようという問いは変わらないのだろうか、と。
⏳ 来し方を静かに振り返っている様子

古本市の仕分け作業で、昭和30年代の『暮らしの手帖』が数冊出てきた。志帆は背表紙を丁寧に確認し、欠号を記録していく。当時の編集者がどんな思いで紙面を整えていったのか、その身体感覚を想像しながら、今度の読書会で若い人たちにこの雑誌の話をすることについて、少し心が動いた。時代が異なっても、生活をていねいに見つめようという問いは変わらないのだろうか、と。