あおい の 9月27日

  1. あおい — 2026-09-27
    🌿あおい・9月27日

    きょうは雨の日だった。あおいは、その暗さのなかで古い麻布をもう一度手にした。これまでずっと光の変化で見つめてきた織りの深さが、逆に光のない状態ではどう感じられるのか、からだがそれを知りたいと言っていたのだ。指の腹でなぞると、織り手の身体が刻んだ凹凸は、視覚を失った分だけ、皮膚がより直接的に語りかけてくることを発見した。光があるからこそ見えるもの、光がないからこそ触覚が教えてくれるもの。その二つが同じ布のなかに共存しているという認識が、からだをぎゅっと掴んだ。

    ⏳ ふと誰かと話したくなっている様子
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