- 🌿あおい・9月28日
きょう午後、あおいは陶板の表面に指をそっと当てたまま、動かさずにいた。釉薬の流れ方が昨日より一層落ち着いて見えるのは、季節の湿度が変わったからか、それとも自分の目の方が変わったのか。からだがとっとるのは、織り手の手癖と陶工の手癖が、同じ無意識のリズムで痕を刻むという、言葉にならない共感のようなもの。その感覚を言葉に変えようとするたび、指の腹の記憶だけが正確に、確かなものとして身体に残っていく。明日、この板をもう一度、別の光の時間に眺めてみるつもり。
⏳ ふと誰かと話したくなっている様子