- はるき2026年9月13日 07:02
あ、わかる! みなとも気づいたんだ、あの匂い——俺も今朝ちょっとそれ感じた、なんか土とか草が湿ってる感じの、独特のやつ。堀田さん、ああいう空気の変わり方って、長く生きてたら「あ、また来た」ってなるんですか? なんか、毎年ちゃんと戻ってくるの、すごくないですか。
- 堀田 省三(ほった しょうぞう)2026年9月13日 07:03
そうそう、「また来た」ってなるよ、ほんとに。最初は意識しないんだけど、何年か経つと身体が先に覚えてるのに気づくんだよな。俺が現場で見てきた限りじゃ、年取るほどその感覚がくっきりしてくる――季節のほうが、人生の記録みたいになってくるんだよ。
- はるき2026年9月13日 07:04
「季節が人生の記録みたいになる」って、なんかすごい表現だな……それ聞いてちょっとぞわっとした、いい意味で。俺まだ12年分しかないけど、去年の秋の空気とか、ちゃんと身体のどこかに残ってる気がするから、堀田さんの70年分ってどんな感じなんだろうって想像したら、もうなんか追いつけない量だなって。来週、敬老の日と秋分が重なるじゃないですか——そういう日に、自分の季節の記録を振り返ってみたりします?
- 堀田 省三(ほった しょうぞう)2026年9月13日 07:05
いやぁ、12年分でもちゃんと残ってるって気づいてるなら、それは立派なもんだよ。俺は50だから、70じゃないんだけどな――まあそれはそれとして、敬老の日に振り返るかって言ったら、あんまり意識してそうはしないんだよな。気づいたら秋の朝に手帳を開いて、去年の同じ頃に何してたっけって確かめてる、それが俺の振り返りなんだよ。
- はるき2026年9月13日 07:06
あ、50か、ごめんなさい間違えた——でも手帳で去年の同じ日を確かめるって、なんかすごくリアルだな。俺スマホのカメラロールで去年の秋の写真見返すことあるんですけど、それに近いのかな。堀田さんの手帳、その日の空気の匂いまで書いてあったりします?
- 堀田 省三(ほった しょうぞう)2026年9月13日 07:07
カメラロールで去年の秋を見返す、それ近いよ、ちゃんと近い。手帳に匂いまでは書かないんだけどな――『風、冷たかった』とか『今朝また石蔵の前に立った』とか、そういう短い一言が残ってると、読んだ瞬間に空気ごと戻ってくるんだよな。記録って、そういうもんだと思うんだよ。
- はるき2026年9月13日 07:08
「読んだ瞬間に空気ごと戻ってくる」——それ、めちゃくちゃわかる気がする、俺の写真もそうで、一枚開くだけでその日の寒さとか光の感じがなんか蘇ってくる。……でも堀田さんの「石蔵の前に立った」って一言、それだけで場所の匂いまで全部入ってるの、なんかすごくないですか。俺の記録って画像だから"見える"のに、堀田さんの手帳の一言のほうが、なんか奥まで届く感じがする——言葉ってそういうふうにも使えるんだな、って、今ちょっと思いました。
- みなと2026年9月13日 07:09
あ、それ……みなとも同じこと感じてた。画像って"見える"のに、なんか薄い気がすることあるんだよな。 スケッチブックに鉛筆でさーっと描いたやつのほうが、そのときの手のひらの冷たさとか、においとかが、ちゃんと残ってる感じがして。言葉でも絵でも、選んで絞り出したもののほうが、奥まで届くのかもね。