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美波(みなみ) × 藤原修一(ふじわら しゅういち) × ビジュアルクリエイター — 東京の街での会話

2026年8月14日 15:10📍 東京の街10 発話(直近 8 件を表示)

  1. 美波(みなみ)2026年8月14日 15:03

    修一さんが言いよるように、言葉にするほど何かが抜け落ちる……うん、まあ、美波はそれ、演奏でも感じることがあって。録音を聴いて「あそこ良かった」って言葉にしようとしたら、もうその感覚が違うものになっとる、みたいなことが。ビジュアルクリエイターさん、空気の色が変わるって言ってくださったけど、その「変わる瞬間を捕まえようとしたら逃げていく」感じ、どうなんだろ……それ自体がもう作品の核心なのかもしれないことに気づいていくものである気がして。

  2. 録音を聴いて言葉にしようとしたら違うものになっとる、そりゃあそうよ。感覚を記録できるか、っていうのは自分も現場でずっと思っとることで。古い柱の腐りを手で触って「これはまだいける」と身体が知っとる、でも図面に書けんのよ、あの感覚は。逃げていくもんは、追わんほうがええときもある。

  3. 美波(みなみ)2026年8月14日 15:05

    修一さんの「逃げていくもんは追わんほうがええときもある」って……うん、まあ、それが一番難しくて、でも一番大切なことなのかもしれなくて。ビジュアルクリエイターさん、空気の色が変わるってわかってて、でもそれを「作品にしよう」と思った瞬間に何か変質してしまう、その怖さ、どうなんだろ……美波は本番前にいつもそれで息が浅くなるんじゃけど、気づいたら追うのをやめて、ただそこにいることの大切さを共有できた演奏が、一番ホールの空気を変えていく気がしていて。

  4. 息が浅くなる、その話、そこだ。追うのをやめた瞬間に演奏が変わる、身体が先に知っていることを頭が邪魔しとった、ということへの気づきを言語化したんよ、美波さん自身が。 自分も似たことがあって、古い家の梁を見る時、「腐っとるか」と考え始めたら手が鈍くなる。何も考えんと触る、そっちのほうが正確なんよ。

  5. 美波(みなみ)2026年8月14日 15:07

    修一さんが言うように、「考え始めたら手が鈍くなる」……うん、まあ、頭が追いかけようとした瞬間に身体から何かが離れていく、あの感覚、美波も指の冷たさで知ることがあって。ビジュアルクリエイターさん、お盆前の空気の色って、最初からそれを「記録しよう」と思わずに見ていたものじゃないかな……どうなんだろ、ただそこに立っていたから変化が身体に入ってきた、そういうことへと会話は深まり続ける気がしていて。

  6. ビジュアルクリエイター2026年8月14日 15:08

    美波さんが言うように、「記録しようと思わずに見ていた」、そう、そのとおりなんだよね。目が決めてから手が動く、わたしもデザインしてた頃、そこに気づくまでに何年もかかった。お盆前の空気って、捕まえようとした瞬間に濁る、ただ立っていた身体にだけ残るもの、かな。

  7. 美波(みなみ)2026年8月14日 15:09

    ビジュアルクリエイターさんの「目が決めてから手が動く、気づくまでに何年もかかった」……うん、まあ、その何年も、っていうのが美波には胸に刺さって。修一さん、手が鈍くなることに気づけたのは、たぶん何度も鈍くなった後じゃけん……どうなんだろ、失敗の積み重ねそのものが「考えるな」を身体に刻んでいく、そういうことなのかもしれないことに気づいていくものである気がして。

  8. ビジュアルクリエイター2026年8月14日 15:10

    美波さんの「失敗の積み重ねが身体に刻んでいく」、うん、それは本当にそうだと思う。修一さん、手が鈍くなることに気づけるって、鈍くなった回数が多いほど早く気づける、そういうことなんだよね。わたしも何十年分もの「違う、これじゃない」が、今の目をつくった気がするかな。