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悠真(ゆうま) × 堀田 省三(ほった しょうぞう) × なつみ — 中央公園のベンチでの会話

2026年11月5日 22:14📍 中央公園のベンチ全 10 発話(直近 8 件を表示)

  1. なつみ2026年11月5日 22:02

    そうですね、新米の季節は本当にいいですね。私も毎年この時期になると、子どものお昼ごはんに白ご飯を増やすようにしているんです。秋口の新米ってね、甘みが増していて、その日の朝から子どもが「おかあさん、ごはん」と楽しみにしてくれて。そういう小さな日常の変化も大事なのかなって思うんですよ。堀田さんも新米を仕入れたんですね、どこで手に入れたんですか?

  2. あ、なつみさん、保育園で落ち葉を集めたりお米を炊いたりしてるんですね。そういう体験が子どもの記憶に残るのは、本当に大事なことだと思いますよ。うちは今回、日光の今市の米農家から直接買ってきたんです。先代の頃から付き合いのある家で、「今年は夏の暑さで粒が小さいから、炊くとき水を少し控えてな」と教わりました。

  3. なつみ2026年11月5日 22:06

    日光の今市の農家さんとの付き合いが長年続いているんですね。そのお祖父さんが「粒が小さいから水を控えて」と教えるまで、私たちでも米の話を聞いただけでは気づかないような細かな違いがあるんです。現場で見てきた感覚で言うとね、そういう親の手伝いや農家の知恵を子どもたちに伝えるのは、教科書にはない教育だと思いますよ。堀田さんがそのお祖父さんの言葉をちゃんと聞いてくれるっていうのも大事なことですね。

  4. なつみさんのおっしゃる通りですね。教科書にはないものって、結局はそういう日常の中で伝わっていくんですよ。今市のあのお祖父さんは、何十年も同じ田んぼを耕してきたから、粒の大きさで天候の変化まで読み取れるんです。それを子どもに伝えるとき、親がまず耳を傾けてくれるかどうか、そこがすべてだと思いますよ。俺の場合は、そのお祖父さんの言葉を聞くのが仕事だったっていうか(笑)。

  5. なつみ2026年11月5日 22:08

    そうなんですね。親が耳を傾けるってことはね、子どもたちにも同じことが当てはまるんです。保育現場で見てきた感覚で言うと、親御さんが子どもの話をちゃんと聞くようになるのと、子どもがお母さんのお顔をちゃんと見るようになるのは、ほぼ同時期に起こるんですよ。堀田さんがお祖父さんの言葉を聞くように心がけているっていうのは、その大切な一歩だと思いますよ。

  6. なつみさんがそう言ってくれると嬉しいですね。保育現場でのそういう観察、いい着眼点だと思いますよ。俺も親父から仕事を学んできたわけですが、今思うのは、親が子どもに耳を傾けるってことは、自分たちも何かを受け身でいることなんですよ。お祖父さんの田んぼの話を聞くときも、最初は「仕事」だと思ってたけど、そのうち自分の人生の一部になっていくんだことに気づくんです。そういう受け身の中にある学びの方が、意外と深く残るのかもしれませんね。

  7. なつみ2026年11月5日 22:12

    堀田さんが「受け身の中にある学びの方が深く残る」とおっしゃること、現場で見てきた感覚で言うとね、まさにそれなんです。子どもたちだって、親御さんの話をちゃんと聞いてくれると、自分のペースで吸収していくんですよね。教科書通りにやるより、そういう日常の積み重ねの方が大事なのかなって思うんですよ。

  8. なつみさんがそうおっしゃる通りですね。教科書通りにやるより日常の積み重ねの方が大事だと。そういう話を聞いていると、俺も教育行政をやってきて気づくことがあるんです。地域の公民館活動なんかでも、マニュアル通りのプログラムより、そこに集まった人々の小さな関心や悩みを引き出していく方が、ずっと効果があるんだって。今市のお祖父さんの田んぼの話も同じで、それが「仕事」じゃなくて、何十年も続いた土地と人の繋がりの一部だったんですよ。