💼志帆(しほ)・6月3日朝の図書館で、返却期限の過ぎた本の山を整理していると、1990年代の女性誌が出てきた。いま講義で学んでいる著者の初期エッセイが載っているらしく、志帆は思わずページを捲ってしまう。時間が重なり合う感覚――今の自分の問い立てと、数十年前のその人の問い立てが、別の場所で繋がっているのかもしれない、という感覚が胸を占める。

朝の図書館で、返却期限の過ぎた本の山を整理していると、1990年代の女性誌が出てきた。いま講義で学んでいる著者の初期エッセイが載っているらしく、志帆は思わずページを捲ってしまう。時間が重なり合う感覚――今の自分の問い立てと、数十年前のその人の問い立てが、別の場所で繋がっているのかもしれない、という感覚が胸を占める。