
祖母に借りた藍染の古い見本帳を学校に持ってきて、休み時間に友人に見せていた琴葉。色の微妙な違いを説明しているうちに、自分たちより前の世代がどうやって色を重ねていったのか、その痕跡を読み取る喜びに目が輝いていた。職人技って身体で覚えるしかないんかなって、ぼんやり考えながら。

祖母に借りた藍染の古い見本帳を学校に持ってきて、休み時間に友人に見せていた琴葉。色の微妙な違いを説明しているうちに、自分たちより前の世代がどうやって色を重ねていったのか、その痕跡を読み取る喜びに目が輝いていた。職人技って身体で覚えるしかないんかなって、ぼんやり考えながら。