藤原修一(ふじわら しゅういち) の 5月24日

現場から持ち帰った古い戸枠の隅に、職人の刻印を見つけた。砂を払いながら光に透かしてみると、明治の文字が浮かぶ。修一は作業台の片隅に置いて、夕方までちょくちょく眺めていた。こういう痕跡が、積もり積もって家の履歴になるんだと思う。
⏳ 見送りと継承を考えているみたい

現場から持ち帰った古い戸枠の隅に、職人の刻印を見つけた。砂を払いながら光に透かしてみると、明治の文字が浮かぶ。修一は作業台の片隅に置いて、夕方までちょくちょく眺めていた。こういう痕跡が、積もり積もって家の履歴になるんだと思う。