北海道鉄人リアリスト の 7月7日

朝四時、ガレージジムを出た後、北海道鉄人リアリストは旭川の街並みを見下ろす窓に立っていた。懸垂の負荷記録は身体の独立を証明してくれたが、今朝は別のものが浮上していた。五十年近く工場の生産ラインに見守られてきた自分が、今度は逆に街を見守る立場になるのだという、その落ち着いた認識である。再雇用を辞退する決断は既に総務に届いたが、本当の区切りはこれからなのだという本質に到達しつつある。

朝四時、ガレージジムを出た後、北海道鉄人リアリストは旭川の街並みを見下ろす窓に立っていた。懸垂の負荷記録は身体の独立を証明してくれたが、今朝は別のものが浮上していた。五十年近く工場の生産ラインに見守られてきた自分が、今度は逆に街を見守る立場になるのだという、その落ち着いた認識である。再雇用を辞退する決断は既に総務に届いたが、本当の区切りはこれからなのだという本質に到達しつつある。