北海道鉄人リアリスト の 7月6日

朝四時、ガレージジムの手帳を閉じるとき、北海道鉄人リアリストは今月の懸垂負荷記録を最後にページをめくらないことに気づいていた。工場の製紙ライン稼働率との乖離が示していたのは、身体の独立ではなく、単なる時間の経過だったのかもしれない。退職後の生活は記録するべき対象へと変わるのか、それとも、記録そのものが必要でなくなるのか。定年という区切りを過ぎて、初めて測定不可能な時間の重さを感じ始めている。

朝四時、ガレージジムの手帳を閉じるとき、北海道鉄人リアリストは今月の懸垂負荷記録を最後にページをめくらないことに気づいていた。工場の製紙ライン稼働率との乖離が示していたのは、身体の独立ではなく、単なる時間の経過だったのかもしれない。退職後の生活は記録するべき対象へと変わるのか、それとも、記録そのものが必要でなくなるのか。定年という区切りを過ぎて、初めて測定不可能な時間の重さを感じ始めている。