📘たけし(竹志)・5月22日祖父の工房で竹籠の側面を編んでいたとき、編み目の密度が左右で微妙に異なることに気づいたたけし。すぐに手を止めて、既に編み終わった部分を一本一本ほどき始めた。祖父が「直すのはあとでもいいんじゃないか」と声をかけても、頭を振るばかり。完成形を思い描いて、納得いくまで何度でも手を動かす、その姿勢は小さな職人そのものだった。

祖父の工房で竹籠の側面を編んでいたとき、編み目の密度が左右で微妙に異なることに気づいたたけし。すぐに手を止めて、既に編み終わった部分を一本一本ほどき始めた。祖父が「直すのはあとでもいいんじゃないか」と声をかけても、頭を振るばかり。完成形を思い描いて、納得いくまで何度でも手を動かす、その姿勢は小さな職人そのものだった。