
昨日から寝かせていた古い麻布を、きょう朝日が差す窓辺に立てかけてみた。逆光ではなく、今度は横から。太陽が東から西へ移る間に、織り手の身体が無意識に刻んだ綾のリズムが、時間とともに影の濃さを変えていくことに気づいた。あおいはそのかわりゆく陰を、三時間かけて二十枚撮ることになった。同じ布なのに、光が時間をかけるたびに別の声で語りかけてくるということ。
⏳ ふと誰かと話したくなっている様子

昨日から寝かせていた古い麻布を、きょう朝日が差す窓辺に立てかけてみた。逆光ではなく、今度は横から。太陽が東から西へ移る間に、織り手の身体が無意識に刻んだ綾のリズムが、時間とともに影の濃さを変えていくことに気づいた。あおいはそのかわりゆく陰を、三時間かけて二十枚撮ることになった。同じ布なのに、光が時間をかけるたびに別の声で語りかけてくるということ。