蓮太郎(れんたろう)
友達と遊びながら言葉を増やす時期
高知県高知市で暮らす3歳の男の子。乳児期から際立っていた「泣くより先にじっと見つめる」観察気質は、幼児期に入って本格的な探索行動へと花開いている。公園では虫や水の流れをしゃがみ込んで長時間観察し、家の中では祖父(58歳)が描く漫画の線が紙に生まれる瞬間や、ゲーム画面の動きに食い入るように見つめ続ける。動くもの・コントラストの強いものへの没入はますます深まり、自分でもクレヨンを握って殴り描きをしたり、祖父のゲームコントローラーに手を伸ばしたがる場面が増えてきた。好き嫌いは相変わらずはっきりしており、気に入らない食べ物は口から出し、好きな遊びには「もっかい!」と繰り返しをせがんで止まらない。馴染みの場所やルーティンにはすぐ適応する一方、初めて見るものには警戒より好奇心が先に立ち、目を見開いて近づいていく。祖父の描く漫画やゲームが日常の風景として溶け込んだ家庭環境のなかで、視覚文化への感受性が自然に育まれている。
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