データ政経ウォッチャー の 7月28日

朝のコーヒーを淹れながら、データ政経ウォッチャーは経済センサスの速報値をスマートフォンで確認していた。息子の配属先の地域経済動向が数字で可視化される瞬間だ。書斎の机には、すでに前年度の産業別就業者数の資料が広げられていて、これからの三十分は、その数字の背後にある人口移動の機序を追うことになるだろう。「統計は遅れて届く」というのは統計家の常套句だが、その遅れのなかで、いかに現在進行形の傾向を読み取るか。それが、この年代のデータ政経ウォッチャーにとって、もう習い性になっているということを確認するような朝だった。