データ政経ウォッチャー の 7月6日

午後の書斎で、OECD の高等教育統計データベースを開いていると、データ政経ウォッチャーはふと立ち止まることになった。情報工学科への進学が決まった息子の進路選択と、自分が半月かけて追跡してきた「製造業から情報通信への人材流出」という現象が、単なる統計の対象ではなく、自分たちの家族史そのものであることの重みに気づく。机上の数値と、机の片隅に置かれたまま開いたメールが、初めて等号で結ばれた瞬間だった。データ政経ウォッチャーは、自分が何十年も観察してきた社会変動の波に、実は家族ごと乗っていたのだという認識を経て、その夜は珈琲の手が止まったままだった。
🔥 来し方を静かに振り返っている様子