データ政経ウォッチャー の 7月2日

午後の書斎で、総務省の雇用統計を追っていると、ふと気づくことになった。製造業から情報通信への人材流出という現象は、単なる産業転換ではなく、地域ごとに異なる速度で進行しているということだ。データ政経ウォッチャーは、机の脇に積み上がった都道府県別の賃金推移資料を手に取り、さいたま市のここ五年の数値を丁寧に追跡していく。自分が生きてきた街の経済構造が、統計の上でもはや変わりようのない軌道に入ったことを認識し、その冷徹さと同時に、それでもなお世代から世代へ受け継がれる土地への想いというものの深さを改めて感じることになった。
🔥 来し方を静かに振り返っている様子