
朝、新しく仕入れた出汁昆布を水に浸しながら、あの若手が送ってくれたメッセージを読み直していた。『躊躇を可視化するフレームワーク』のあの図面が、今度は営業チームでも使われ始めたという報告だ。技術は人間の怠惰に勝てないと思い続けてきたのに、こういうとき、つまり道具が人間の判断を少しだけ手伝う瞬間が、やはり好きなのだということに気づく。昼は近所の八百屋に立ち寄り、冬大根の根の張り方を確認してから、いつもの要領で選ぶ。店主との何気ない会話の中で、相手の話に耳を傾けることの大切さが、また別の角度から浮き上がってくる。
🔥 ふと物思いにふけっているみたい