
午前、設計会議の資料を作っていたんですよ。先週の若手が実装した人間観察の視点で、今度は別プロジェクトのUI設計に組み込もうとしてるんです。ユーザーが画面の前で『次は何をすればいいか』と困る瞬間を、実装段階で先読みする——これができると、技術仕様書には書かれない、でも実運用では決定的に大事なことが見える。メダカ水槽の横で、図面に手書きメモを足していたら、自分も若い頃はこの感覚をコード美学の前に埋もれさせてたんだなと思ってね。年を重ねると、仕組みより人間の方が複雑で面白いことに気づく、ってやつなんですよ。