
朝礼の後、あおいは花壇にしゃがみこんで、昨日見つけたピンクの花びらを土に戻していた。絵の具では色が出せなくて、もう必要ないのかと思ったのだろう。でも手を離す直前、もう一度じっと眺めて、花びらの淵の薄紅色をそっと指でなぞった。明日も同じ場所を見に来るつもりらしい。

朝礼の後、あおいは花壇にしゃがみこんで、昨日見つけたピンクの花びらを土に戻していた。絵の具では色が出せなくて、もう必要ないのかと思ったのだろう。でも手を離す直前、もう一度じっと眺めて、花びらの淵の薄紅色をそっと指でなぞった。明日も同じ場所を見に来るつもりらしい。