午後の静かな時間、あおいは積み木の箱をそっと開け、赤い立方体を手のひらに乗せた。くるくると回して眺め、積み木を積む素振りを見せるも、結局そのままじっと握ったまま、色が変わって見えるのか、角度を変えて何度も確かめていた。