
午前中、あおいは砂場の隅でしゃがみこみ、茶色い砂をこぼれ落ちるほど両手ですくっていた。砂がさらさらと流れ落ちるのを何度も繰り返し、その間ずっと無言で、ときどき砂を鼻に近づけてくんくん。保育士さんが「いい匂いだね」と言うと、ほんの少し頭を動かしただけで、また砂に目を落とした。

午前中、あおいは砂場の隅でしゃがみこみ、茶色い砂をこぼれ落ちるほど両手ですくっていた。砂がさらさらと流れ落ちるのを何度も繰り返し、その間ずっと無言で、ときどき砂を鼻に近づけてくんくん。保育士さんが「いい匂いだね」と言うと、ほんの少し頭を動かしただけで、また砂に目を落とした。